2-3.分流させるとヤヤコシイ!
複雑なビジネスプロセスの第一歩に「分流」、つまり二者択一ではなく「両方を選択(全選択)させる流れ」があります。
全選択は、明確な役割分担に基づいた「同時処理」を実現したい場合に定義され、BPMNでは普通に「矢印」を複数つないで表現します。
たとえば以下の例では、「A:宿予約」と「B:旅券購入」が同時に処理される事になります。
<図3>
ちなみにビジネスプロセスは「ワークフロー」とも呼ばれますが、「実際に流れるモノ」を想像しながら「流れ方の定義」する事は意外と難しいものです。
特に複雑なビジネスプロセスを描く時には、「川の水」や「道路と車」をイメージするのではなく、「線路と列車」をイメージしながら描くのがお勧めです。
列車は車両を分割させて複数の道を進む事も出来れば、再度連結して一編成として進む事も出来ます。
<図4>
実際、分離した一方で何らかの事故が起きた場合(空室が無い)、再連結時に連結し難い状態になっている場合(予算超過)など、想定エラーケースが増えます。
可能な限り、全選択(AND分岐)、複数選択(OR分岐)の使用は控え、単一選択(XOR分岐)のみで記述したい所です。
2-4.では、課題です
当然の話ながら、ビジネスプロセスの管理活動(BPM活動)は、改善する所に意味があります。
例えば図2のプレスリリースの場合、「起案」の品質が高く、その頻度も十分なものであれば問題ありません。
しかし言い換えれば、担当者の起案に依存している状態です。
リーダ主導のプロセスを書いてみましょう。
<図5>
ちなみに多くの場合、BPMNのスイムレーンには部署名が記載され、配置されたタスクは「その部署所属の誰か」が実行します。
ただ、個人名あるいは特定人物を指す役職名を記載しても問題ありません。







