前述の通り、BPMNはデータの取扱いは定義できません。
また業務を実施する組織員の地位や権限を定義する事もできません。
プロセスの流れについても、曖昧な表記を認めています。
さらに打ち明ければ、一つのビジネスプロセスを、様々な方法で記述することができてしまいます。
また、ビジネスプロセスの詳細な定義をするには、別途文章等で詳細に記述する必要があるでしょう。
場合によってはビジネスプロセスがかかえるリスクについての考察も別途まとめておく必要があります。
しかし、BPMNによるビジネスプロセス図は、「多くの閲覧者に直観的にビジネスプロセスを理解させること」ができます。

さらに「BPM Suite」等のソフトウェアを活用する事で、今この瞬間の現状や一定期間の結果など、現実の処理状況が把握できるようになります。

何を目的にBPMNを学ぶのかは人によって異なりますが、まずは例えば上記のいずれを目的とするのかを決めてから学習を進めたい所です。
もちろん、同じ目的意識を持ってチームで学習を進めるに越した事はありません。
最後の章になりました。感動の涙で、ここまで読んで下さっている貴方の顔が見えません。
企業の競争力の源泉は業務プロセスです。
企業はビジネスプロセスを変化させ続けなければなりません。
そしてまた、企業は変化し続けるビジネスプロセスを把握共有し続けなければなりません。
ベテランスタッフの知見にばかり頼るのではなく、BPMNを活用したビジネスプロセス管理(Business Process Management)を推進しては如何でしょうか。
解答課題の解答例
